2026年2月、文化庁の有識者会議において、博物館収蔵品の「廃棄」という言葉をめぐる議論が起きた。 新聞報道では「博物館資料の廃棄基準」という形で伝えられたが、この議論は単なる倫理問題ではない。背景には、日本の博物館制度 […]
博物館収蔵品の「廃棄」議論の背景 ― 収蔵問題の制度構造
2026.03.01
2026年2月、文化庁の有識者会議において、博物館収蔵品の「廃棄」という言葉をめぐる議論が起きた。 新聞報道では「博物館資料の廃棄基準」という形で伝えられたが、この議論は単なる倫理問題ではない。背景には、日本の博物館制度 […]
文化財が壊れたとき、その出来事はニュースとして広く共有される。しかし、壊れてはいなくても、保管や管理の現場で続いている課題が社会の中で語られることはほとんどない。なぜ文化財の問題は、社会課題として十分に認識されないのだろ […]
先日、あるプレゼン審査の場で、審査員から印象に残る言葉を受け取った。 「埋蔵文化財と、文化は違うのではないか。」 強い否定というより、率直な感覚に近い問いだったのだと思う。そして同時に、長くこの分野に関わってきた立場から […]
文化財を「守れていない」わけではない。でも「見えていない」 日本には多くの文化財が存在しますが、その大半は国や自治体の指定文化財ではなく「未指定文化財」として地域に残されている。 はじめに 「文化財」と聞いて、多くの人が […]
こんにちは。文化財保管活用支援機構(CPSUS)の中の人です。今日は少し、率直な話を書こうと思います。 社会課題には「優先順位」がある NPOや市民活動の世界では、よく「社会課題」という言葉が使われます。高齢者の孤立、子 […]